【不知火】純構築
こんばんは、つるぎと申します、よろしくお願いします。
今回は12月12日にミニパックで追加された【不知火】を使った感想、構築論、プレイングについて書こうと思います。
1.【不知火】とは?
アンデット族のシンクロテーマである。
召喚時に効果起動、除外時に効果起動と1体のモンスターに効果が盛り盛りで覚えるまでそこそこ時間がかかりました。
チューナーは墓地シンクロと除外の不知火2体特殊召喚できるカードの2種類があります。
まずはメインモンスター達の紹介から行います。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
① このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札・デッキから「妖刀-不知火」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。
② このカードが除外された場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
その後、手札を1枚選んで捨てる。
このデッキのキーカードです。初動に出したいカードです。
召喚時はデッキから不知火チューナーを呼び出す、除外時は暗黒界の取引で覚えましょう。
星2と星3のチューナーを呼び出せるので6シンクロ、7シンクロ手札に応じて使い分けて行きます。
召喚時効果起動した際はアンデットしか特殊召喚出来ないので注意しましょう。
メインギミックでドローソースが存在するのは素晴らしいと思います。
絶対3枚集めましょう!
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①自分フィールドのアンデット族モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから守備力0のアンデット族チューナー1体を特殊召喚する。
②このカードが除外された場合、「不知火の隠者」以外の除外されている自分の「不知火」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果の発動時にフィールドに「不知火流 転生の陣」が存在する場合、
この効果の対象を2体にできる。
①の効果は自身もリリース出来るので、自身をリリースしチューナーを引っ張って来る事が多いです。
このカードは初動としては微妙ですが、中盤以降の盤面で大活躍するカードなので1枚は採用しましょう。
除外された場合、除外ゾーンの不知火を特殊召喚出来るので、不知火モンスターを再利用、打点の追加、チューナーを呼び出し星8、10シンクロに繋いでいく中盤以降の要のカードです。
「不知火の宮司」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①このカードが召喚に成功した時に発動できる。
自分の手札・墓地から「不知火の宮司」以外の「不知火」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に除外される。
②このカードが除外された場合、相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
召喚時に手札、墓地から他の不知火を呼び出します。この効果で出したカードは除外されるのですが、上記で紹介した隠者を特殊召喚しリリースしたら除外された事で隠者の効果が起動するなど展開を支えるカードになります。①の効果でも十分強いのですが、②の効果が更に強力で除外された場合相手の表側のカードを1枚破壊出来ます。
封印の黄金櫃でこのカードを除外して表側カードを破壊する動きが優秀で、苦手なネクロバレーの対策、後攻でのモーレフの解決など色んな盤面を解決出来る優秀なカードです、墓所封印されてもデッキから除外で誤魔化しも出来ます。2枚は採用したいです。
このカードを上手く使いこなせるかで勝率が変わると思います。
「不知火の武士」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①自分の墓地のアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。 このカードの攻撃力はターン終了時まで600アップし、 このターンこのカードがモンスターと戦闘を行った場合、 そのモンスターはダメージ計算後に除外される。 この効果は相手ターンでも発動できる。
②このカードが除外された場合、 「不知火の武士」以外の自分の墓地の「不知火」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを手札に加える
墓地のアンデットを除外して、打点を上げる効果と戦闘したモンスターを除外出来るカードです。
除外された場合、墓地のカードを拾えますがあまり使わない効果です。
①の効果が相手ターンに使えると言うのがポイントで、墓地に宮司がある状態だとフリーチェーンで相手の表側1枚破壊しつつ打点が上がるのでそこそこ優秀です。主に耐性持ちに突撃してもらいます。
採用しなくても良いと思いますが、使用感は悪くないので採用しています。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①このカードが墓地に存在する場合、チューナー以外の
自分の墓地のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードを墓地から除外し、
その2体のレベルの合計と同じレベルを持つ
アンデット族シンクロモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
武部、隠者で呼び出す星2のチューナーです。墓地シンクロを行う事が出来るカードで、墓地で自身と非チューナーのアンデットを除外してアンデット族シンクロモンスターを出せます。正式なシンクロ召喚ではないですがシンクロモンスターを出します。
墓地に送られたターンは墓地効果使えないので注意が必要です。
先攻1ターン目に墓地に落とすか相手ターンにサンダーブレイク等のコストで落とすと効率が良いです。
このデッキの中盤以降のアドバンテージを一気に稼ぐ為の重要カードですが素引きしたくないので1枚で十分だと思います。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①このカードをリリースし、「逢魔ノ妖刀-不知火」以外の除外されている自分のモンスターの中から 「不知火」モンスターを含むアンデット族モンスター2体を対象として発動できる。 そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。
除外の不知火2体を場に帰還させるカードです。墓地対策に対して強いのと、妖刀で除外したカードを再利用など中盤以降のパワーカードです。ただ、序盤は仕事がなく初手に引くと事故なので採用は1枚で良いと思います。7+3の10シンクロでも良く使うので除外ゾーンに早めに置いときたいカードでもあります。
アンデット族チューナー+チューナー以外のアンデット族モンスター1体以上
自分は「刀神-不知火」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
① 1ターンに1度、除外されている自分のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻し、その攻撃力以下の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスターを全て守備表示にする。この効果は相手ターンでも発動できる。
② このカードが除外された場合、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は500ダウンする。
序盤に武部と妖刀でシンクロ召喚をする際に良く出すカードです。
武部+罠など初手が強い場合に立てるカードで、主な仕事ですが
墓地に行ったら妖刀を絡めた8シンクロの素材になりワンキルに貢献する
先攻で立てて生き残った場合は2体目の刀神を繰り出し一気にライフ奪う
妖神のコストになる等、仕事が多いカードなので自分は2枚採用しています。
2枚あったほうが柔軟に立ち回れました。
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分は「妖神-不知火」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
① 1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分の墓地及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、モンスター1体を選んで除外する。
その後、その種類によって、以下の効果をそれぞれ適用できる。
●アンデット族:自分フィールドの全てのモンスターの攻撃力は300アップする。
●炎属性:フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。
●S:フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。
序盤なら武部と逢魔の妖刀で出す7シンクロで、序盤で出す場合は手札が武部+他のモンスターで妨害がない場合に先攻で立て、墓地の武部を除外してドロー効果を起動して罠を引き込みに行ったり、手札に武部と妖刀−不知火がある場合、妖刀−不知火を効率良く墓地に落とす為に立てたりもします。
また、先攻で立てて守りきれた場合、相手の罠を一方的に潰せるのも強いです。
最近の主流の罠が底無しの落とし穴、カナディアが多く先攻で立てると、召喚反応を無に返す事が出来ます。
中盤以降は場か墓地の不知火達を除外ゾーンに送りつけて盤面を荒らし続けるパワーカードとして君臨します。
アンデット族チューナー+チューナー以外のアンデット族モンスター1体以上
自分は「戦神-不知火」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①このカードが特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地からアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、
除外したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
②フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、
除外されている自分の守備力0のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地に戻す。
このカードは試合中盤に刀神と妖刀で出すパターンが多いです。
場の刀神と妖刀でシンクロ召喚した場合、刀神の効果も含めて打点6000まで処理出来るのですが、デュエルリンクスにおける6000とは驚異的な数値であり、相手の場のモンスターの打点が2000以下だとライフ4000一瞬で持っていかれます。
墓地のアンデットなら何でも除外出来るのでその場に合わせたカードを除外しましょう。
②の効果は使ったことないです。
アンデット族チューナー+チューナー以外のアンデット族モンスター1体以上
自分は「炎神-不知火」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、
アンデット族Sモンスターを任意の数だけ選んでエクストラデッキに戻す。
その後、戻した数だけ相手フィールドのカードを選んで破壊できる。
②自分フィールドのアンデット族モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに自分の墓地の「不知火」モンスター1体を除外できる。
このデッキの終盤に出てくるフィニッシャーのモンスターです。
妖神+逢魔で出すので最低でも1枚は盤面破壊出来るのと、選んで破壊するので対象に取られないカードを突破できます。また戦闘、効果での破壊耐性があり場持ちも良いのでフィニッシャーにふさわしいカードだと思います。
テキストだとわかり辛いですが、狡猾やつり天井といった複数モンスターを破壊するカードを使われた場合、墓地の不知火を1枚除外するだけで場のアンデット全員守れます。
主なモンスター解説だけでも長くなりましたが、デッキ構築とプレイングに移ります。
2. デッキ構築
武部は絶対3枚です。初動、序盤中盤の手札入れ替えが重要なデッキで武部からデッキを回すのでデッキを循環させるカードは3枚必須だと思います。
隠者と武士は2枚同時に引いた時弱かったので1枚で良いと思いました。
宮司は素引きしたいカードであるのとデッキ内に黄金櫃用に眠ってて欲しいカードでもあるので2枚採用しています。
封印の黄金櫃ですが自分は3枚採用しても問題ないと思いフル投入しました。
このデッキでの封印の黄金櫃は自分の手札と、相手の展開に合わせてデッキからその場に応じたカードを取り出すカードだと思っていて、後出しジャンケンみたいな使い方をします。
① 1枚ドローして手札を1枚墓地に捨てる
② 相手の表側のカードを破壊する
③ 除外ゾーンの隠者以外の不知火を呼ぶ
④ 墓地の不知火を回収
お手軽に1枚でここまで役割を持ってくれるカードは中々なく、自分は3枚必要だと感じました。
最近はエンフェを立てて、ネクロバレーや聖殿等の強力なフィールド魔法をお手軽にサーチし展開してくる人がそこそこ居て、向こうはフィールド魔法実質5〜6枚体制なのに対してコズミック2〜3枚だけで戦うのは無謀だと感じ、封印櫃3枚採用して自分も盤面処理するカードを5枚以上で対抗するように意識しました。
リミット②のカードで聖遺物とカイトロイドどっちが良いか結構悩んでいましたが、聖遺物の方が優秀だったので聖遺物を採用しました。
カイトロイドは都合良くデッキが循環している場合のみ強く、聖遺物はどのタイミングで引いても仕事があるので聖遺物の方が無難でした。場の不知火除外して聖遺物起動したらお洒落ポイント高いです!
罠はとりあえず底無しカナディア散らしましたが環境によって変えれば良いと思います。
スキルは墓所封印か三沢の炎属性の打点を上げれるフィールド魔法が良さそうでした。
3. プレイング
先攻で目指す盤面は
① 刀神+墓地に武部と妖刀
② 妖神+罠、出来れば墓地に妖刀
簡単に纏めるとこの2パターンで、先攻はなるべく妖刀を墓地に置く事を意識してプレイしていきます。
この盤面さえ出来たらあとは相手の立ち回りに合わせてカードプレイしていくだけで何とかなります。
場と除外の不知火をひたすら使い回すにはどうすれば良いか?これも意識してプレイして行きます。
妖刀で除外した不知火を逢魔で呼び戻す、除外ゾーンの不知火を隠者で呼び出し、再利用するなど結構頭使うプレイングが求められます。
後攻の場合は封印櫃引けていたら結構楽なゲームができ、相手の先攻展開に合わせて自分もカードをプレイ、隙が出来たらシンクロして対話を繰り返して行きます。
ただ、封印櫃は打ち得カードではなく、しっかり考えて打たないと1:1効果かアド損しかしないので、相手の出方に合わせる為温存とか良くやります。
手札、墓地、盤面、除外ゾーン全部にアドバンテージを稼ぐ手段が存在しているのでこのデッキを練習すれば遊戯王自体も上達すると感じました。
手数が多いデッキなので罠を踏み越える練習が出来る素晴らしいデッキだと思います。
不知火触って思った事書いてたらかなり長くなりました。
ここまで読んで頂いた方々本当にありがとうございます(●´ω`●)
不知火完成度上がったらまた記事書きたいと思います!では〜(*・ω・)ノ